2013年2月27日水曜日

私が公道が怖くなったわけ。

高千穂遥さんの新作小説、「水の迷宮 クラッシャージョウ11」が発売された。早速購入したが、まだ読んではいない。今読んでいる本を早く読み終わらなければ。

今回の作品は、久川綾という人が作詞した楽曲、「水のラビリンス」が構想のモチーフになっているという話である。久川さんのファンなら、高千穂さんのファンじゃなくても“買い”である。

ちなみに、私は高千穂さんの本をほとんど買っているし、読んでいる。バイクに興味がないのに、エッセイ、「だからバイク大好き!」なんて本を買って、苦痛を覚えながら読んだりもした。しかし最近のスポーツ自転車に関する本は買っていないし、読んでもいない。理由は、スポーツ自転車に興味がないのと、今と昔じゃお金に関する価値観が変わったからだ。つまり、いくら高千穂さんの本だといっても、それだけの理由でお金を払う気にはなれなくなったという訳。

ところで、自転車といえば、私の愛用しているママチャリは、中古で購入し、その後、あちこち痛んで修理するうちに、新品の自転車より金を食ってしまった。そのせいか、すごく愛着がある。

自転車を愛用しているといえば、察しのいい人ならわかるだろうが、私は車を持っていない。仕事でも使わない。ただし免許はある。要するに、ペーパードライバーである。

免許の講習を受けているときは、まさか自分がペーパードライバーになるとは思ってもいなかったが、実習の時、想像以上にみんな交通ルールを守らないことに仰天し、車を運転することが怖くなった。

・・・なんてヘタレな奴なんだ、と笑いたくば笑えばいい。しかし貴方は、自動車運転が僅かなミスで他人か、自分の人生をメチャクチャにしてしまうことを忘れていませんか?

2013年2月26日火曜日

「アームズマガジン」。

久しぶりに雑誌、「アームズマガジン」を買った。この雑誌、「アームズ」とはいっているが、実質は銃の本である。内容は実銃、おもちゃの銃、サバイバルゲームの記事に大別できる。そして私は「おもちゃの銃」の内の「モデルガン」の記事を求めてこの雑誌を買った。

「モデルガン」ってあれだろ?BB弾を撃つやつだろ?いいえ、ハズレです。モデルガンは弾が出ません。スケール1/1の精密模型です。まぁ、それだけじゃ売れないので、火薬を使って、「撃った気分」が味わえるものもありますが、基本的には精密模型です。

実際、エアガンの台頭でモデルガンは消えたんじゃないかと思っていたのだが、やはり根強いファンはいたようで、まだモデルガンが売られていたのは嬉しいかぎりである。

しかし、最近のモデルガンは実売数が少ないからか、どんどん大人のおもちゃ化している。とにかく、値段が高い。こんなもの今の私じゃ手が出ない。高級モデルになると長物(ライフル等)でもないただの拳銃なのに、15万円くらいの値段が付いている。

昔、「もっと稼げるようになるまで我慢しよう」と思っていたものが、さらに値段を上げてしまって、その上、今は当時よりも可処分所得は低い。何とも複雑な気持ちである。

2013年2月23日土曜日

「おおかみこどもの雨と雪」。

最近、細田守監督のアニメ映画、「おおかみこどもの雨と雪」のノベライズを読んだ。この本、映画の方を劇場で観る前に読む予定で買ったが、読む前に友達と観に行く約束の日が来てしまい、映画がつまらなかったのでそのまま積ん読になっていたのだが、最近ちょっと読む本がなかったので読んだのだ。

読後の感想だが、「映画より何倍も面白い」だった。

この映画のあらすじは、「“おおかみおとこ”と人間の女性の間に生まれた“おおかみこども”の姉弟の成長を描く」というもので、舞台がファンタジックなものではなく、現代日本なのでリアリティある映画に仕上げるのは不可能に近かった。そこを小説では細かなディテールや豊富なエピソードの積み重ねで作品にリアリティを与えることに成功している。

このノベライズは器用な職人作家の手によるものではなく、細田守監督本人の筆によるもので、ついでに氏の処女小説である。映画と小説、どちらが先に完成したかわからないが、小説なら、「いい映画ができるぞ」と思っていたと思う。だけど、小説と違い、映画は時間が限られている。充分にキャラクターを描く時間がなくて、そのキャラクターに感情移入して、行動にハラハラしたり、応援したくなる気持ちが湧いてこないというのはよくあることだ。そして残念なことに映画版「おおかみこどもの雨と雪」はいい物を持っていながら失敗作になった。

細田守監督がもっと実績を持っていて、もう少し長い上映時間が与えられていたらどういう結果になっていたかはわからない。

2013年2月21日木曜日

最近の映画はテンポが早すぎて・・・。

最近、CATVで放映されたものを録画しっぱなしだったカーアクション映画、「マッドマックス」を見た。見るのはもう4~5回目だろうか?

今回観賞して思ったことは、なんといっても、「記憶の中のマッドマックスと違う・・・」だった。
昔見たときはハイスピードで、ハイテンポだったはずの「マッドマックス」が、今見るとどうしようもなくトロく見えるのだ。おそらく、これは毎日何らかの形で映像作品に触れる我々が、無意識のうちに早いテンポの映像に慣らされてしまったからだと思う。

最近映画館から足が遠のいたのも、映画のテンポが早くなったからなんだろう。特に最近はシネコンばっかりで、入れ替え制が徹底しているから、昔のように、「話が途中でわからなくなったから、もういっぺん見てから帰ろう」なんてことができなくなったし。

もう最新の話題についていけなくなってきたから、趣味は映画と答えるのも難しくなってきた。いまの私が一番比重を置いている趣味は読書だな。胸を張ってそう言えるように、ちょっとランクの高い作家にも手を出すように努めなければ。

2013年2月14日木曜日

ネットで稼ぐには人を騙すしかないのか?

私にはよくわからないのだが、どこかの偉い人がインターネットの世界に秩序を与えたのか、最近では、なんとなくネットサーフィンをしていて詐欺情報に出くわすなんてことはなくなった。今じゃ、自分から進んでアヤシゲな情報を検索したりしない限り詐欺情報には滅多に出くわさない。

これは少し前なら違った。少し前のインターネットはまさに無法地帯。意図せずに詐欺情報にアクセスし、免疫のない人でお金を巻き上げられた人は数多くいただろう。

だからといって、インターネットから詐欺が消えたわけではない。それどころか法人を構えた連中が堂々とネット内で詐欺を働いている。しかも法的には合法なので話はややこしい。

その詐欺は、情報商材と言われる読み物として、それを販売するアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)が、アフィリエイター(ASPと契約した販売者と考えて間違いないです)と契約して売らせている。

とにかく、この「情報商材」、パソコンが良くわからなくて、「色んなことができる機械」だと思っているアマチュアや、かなりネットビジネス経験のある者まで、いろんなランクの人に合わせた宣伝ページを駆使して売りまくっている。もちろんほとんどの「情報商材」はただの与太話に毛が生えた程度のもので、実用には耐えない。

ただ、誤解される前に先回りして言っておくが、「情報商材」のなかにはいいものもあるにはあるし、内容もネットビジネスに限らず、ダイエットや恋愛テクニックなどもある。ただ、売れているものはほとんどがネットビジネスで、これがほとんど詐欺だということだ。

「情報商材」は高額なものが多いので、おいそれとは買えない。そこで多くの人が頼りにするのが、アフィリエイターが運営するブログやホームページである。ここでお勧めされている「情報商材」を買えば間違いない・・・、というのは甘い。

アフィリエイターの多くは詐欺師なのだ。彼らは、利益率が高い「情報商材」を売るためならどんな嘘でも平気でつく。

副業○版、インフォ○ャパン、インフォ○レンド、インフォ○イント、インフォ○ストラン・・・、他にもあるかもしれないが、先に挙げたASPの商材を評価するアフィリエイターの言うことは眉にツバつけて聞いたほうがいい。どこもろくな「情報商材」をあつかっていないからだ。

ちなみに、Yahoo!オークションの「情報」カテゴリー(大カテゴリー「その他」の一部にある)は、この情報商材業界のミニチュア版。はっきり言って出品物はみんな嘘。まだ1,000円位で嘘情報を売っている者は可愛げがあるが、何十万も取るやつが本当にいる。なぜYahoo!はこんなひどいカテゴリを放置しているのだろう。

そして私は、なぜ、「情報商材」が社会問題化しないのか不思議で仕方がない。

2013年2月7日木曜日

オリンピックは国民みんなが歓迎していると思ったら大間違いだ。

オリンピック、東京招致するしないだのかまびすしいが、私はオリンピック以前に野球もサッカーも、スポーツ全般が嫌いなので本当にどうでもいい。

いや、正確にはどうでもよくない。オリンピックは開催期間中一般の番組やニュースの時間も侵食してきて、いやでもスポーツの話を聞かされるから大嫌いだ。

一体、スポーツのどこが気に食わないのかというと、昔は単に“性に合わない”だけだったが、最近は明確に嫌いな理由ができた。それは、スポーツ選手が自力で稼いでおらず、スポンサーや国の庇護で食べているからだ。

私は、普段はしがないサラリーマンだが、夜はネットビジネスの勉強をして、現在、わずかばかりだがアフィリエイト収入がある。今の段階では夢物語だが、将来は必ず独立してやるつもりだ。
   
そう、自営業者を目指す私にとって、スポーツのことしか考えられないスポーツ選手は軽蔑の対象でしかないのだ。

スポーツはスポーツ専門チャンネルを作って、そこで放映してくれ。

2013年2月3日日曜日

たか♪たったーかたった♪

今日、レンタルビデオで「大脱走」を借りた。観るのは何度めだろう。スティーブ・マックイーンやチャールズ・ブロンソンといった懐かしの大スター、誰もが一度は聞いたことのあるメイン・テーマ、そして、信じられないような話なのに実話を元にしているという意外性。すべてがいい。

「大脱走」は脚色があると注釈されるように、完全なノンフィクションではないが、脱獄に成功した者の一部がドイツ兵に虐殺されるという点は事実だろう。そのために、痛快なエンタテインメントとして終わらないが、そこへ行く過程、“脱獄”という一時に皆が一致団結し、信じられないようなことを次から次へこなしてゆく過程にワクワクできるし、他にもいろいろあって、充分楽しめる。これだけ楽しめればアンチハッピーエンドもプラスマイナス0だ。