すごい小説を読んだ。タイトルは「もぐら」、作者は矢月秀作。中公文庫刊である。
あらすじは、警察がなかなか相手にしてくれない小さな事件や、人に言えないトラブルを解決するトラブルシューターを生業にする影野竜司(かげのりゅうじ)、通称、“もぐら”が、誘拐された妹を助けてくれという依頼を受けたところから、血で血を洗うやくざの抗争に巻き込まれていく・・・、というもので、別段ストーリー自体にはそれほど目新しさはない。
・・・と、いうか目新しさがないどころか、この小説、設定からキャラクター造形、筋運びに至るまでまるで1980年代からタイム・スリップしてきたような内容である。が、これに関してはネットで検索したら答えが出てきた。
この小説、元は1998年にノベルズとして刊行されたが人気が出なかったらしい。が、現在刊行すれば新鮮な作品として受け入れられるのではないかということで、携帯やインターネットなどの現代的小道具を書き足して改めて世に問うたそうだ。
この作品のどこが新鮮なのかというと、それは、バイオレンス描写だ。
とにかくこの作品の主人公、影野竜司はいたるところで暴力を振るう。そして、人間離れして強い。三人掛かりで喧嘩を売られても怯まずに余裕で勝ち、クライマックスでは得物を持った八人を相手に素手で勝つ。もはや化け物である。
何か馬鹿にしたようなことばかり書いたが、私はこの小説、結構気に入っている。「また喧嘩始めたよ」とニヤニヤしながら結構楽しんで読んだ。続刊がでているようだが、機会があったら読んでみたい。
2013年3月11日月曜日
2013年3月10日日曜日
ドキドキプリキュア第6話。
今日の「ドキドキプリキュア」で、ついにキュアソードの正体が明らかになった。まあバレバレだったけどな。ただ、真琴(変身前のキュアソード)のマネージャーが妖精だというのはさすがに読めなかった。
今までのキュアソードは、主人公のマナ達がプリキュアになる前から戦っていので、謎めいた存在として描かれていた。そのため、キュアソードの正体、剣崎真琴も欠点のないスーパー少女として描かれていたが、今回は料理がまったく駄目だという欠点を見せて、親近感を感じさせる仕掛けが施されている。
まあ、この料理オンチは、天然ではなく、料理をすること自体が初めてで、それを克服するために料理を学ぶうちに、ほかのプリキュアと親交を深めてゆく。
個人的には、もう少しの間正体を明らかにせずに引っ張ってもらいたかったが、真琴にマナが暑苦しくつきまとう展開ばかりもアレなので、これで良かったのかもしれない。
今までのキュアソードは、主人公のマナ達がプリキュアになる前から戦っていので、謎めいた存在として描かれていた。そのため、キュアソードの正体、剣崎真琴も欠点のないスーパー少女として描かれていたが、今回は料理がまったく駄目だという欠点を見せて、親近感を感じさせる仕掛けが施されている。
まあ、この料理オンチは、天然ではなく、料理をすること自体が初めてで、それを克服するために料理を学ぶうちに、ほかのプリキュアと親交を深めてゆく。
個人的には、もう少しの間正体を明らかにせずに引っ張ってもらいたかったが、真琴にマナが暑苦しくつきまとう展開ばかりもアレなので、これで良かったのかもしれない。
2013年3月9日土曜日
シューティング今昔。
スカパー!やCATVにあるTV局は、局のテーマに沿った番組を24時間休みなしで放映している都合上、頻繁に再放送がある。モンドTVの「シューティングゲーム攻略軍団参上」もその一つだ。私は初見なのだが、すでに何度か再放送されているとのこと。
「シューティングゲーム攻略軍団参上」で取り扱うゲームは、一部を除きシューティングゲーム史上重要な作品が扱われていて、制作者も「わかっている」人のようだ。
ところで、最近ゲームセンターに通いだした、という人から見て、シューティングゲームはどう映っているのだろう?「一部の変人だけがやるゲーム」だと思われていたとしても私は驚かない。実際に私もそう思う。しかし、シューティングはかつてゲームの花形だった。疑う人がいても、これは曲げようのない事実だ。
昔のシューティングって、反射神経が良いやつだけが上手くなれたんじゃないか?と思う人もいるだろう。確かにそういうゲームもあった。しかし、「名作」と呼ばれるゲームはどれも知的なアプローチなしでは上達できない。
例えば、「ゼビウス」。ある程度までは反射神経だけで上達できるが、1000万点を目指すとなると、地上のマップを覚え、空中の敵の出現パターンを覚え、地上のレーダーを破壊することで空中物の出現パターンが変わるのを知り、地上の敵が面倒な難所に強い空中の敵を出現させないように調整しなければならない。
先にもいったが、「名作」と言われるゲームはシューティングに限らず、プログラマーとの「知恵比べ」が楽しめるものばかりである。
しかし、その中でシューティングだけがなぜあぁも異様な、「一見さんお断り」的なものになっていったのか?答えは、「派手な見せ場」と「知恵比べの行き詰まり(=パターン化しなければ先に進めない)」にあると思う。
技術の向上によって、派手な見せ場を用意できるようになってから、ゲームの排他化は始まったと思う。派手な見せ場を見るためには俺の作った罠を乗り越えてきな!とばかりに難易度は上がり続け、そして反射神経だけではどうにもならない、“パターン化しなければ先に進めない”ゲームが増えてきた。そしてシューティングはファンが多かったから、どこまで一般的に「異常」になっても付いて行くプレイヤーが多かった。
今はもう友達と騒げるようなゲームばかりになったゲームセンターで、ドライブゲームとシューティングゲームだけがひっそりと「一人だけで遊べるゲーム」として残っているのは、ドライブは車好きが多いから、そしてシューティングはかつてゲームの花形だったから未だにプレイヤーが残っているからだろう。
レトロゲームに栄光あれ。
「シューティングゲーム攻略軍団参上」で取り扱うゲームは、一部を除きシューティングゲーム史上重要な作品が扱われていて、制作者も「わかっている」人のようだ。
ところで、最近ゲームセンターに通いだした、という人から見て、シューティングゲームはどう映っているのだろう?「一部の変人だけがやるゲーム」だと思われていたとしても私は驚かない。実際に私もそう思う。しかし、シューティングはかつてゲームの花形だった。疑う人がいても、これは曲げようのない事実だ。
昔のシューティングって、反射神経が良いやつだけが上手くなれたんじゃないか?と思う人もいるだろう。確かにそういうゲームもあった。しかし、「名作」と呼ばれるゲームはどれも知的なアプローチなしでは上達できない。
例えば、「ゼビウス」。ある程度までは反射神経だけで上達できるが、1000万点を目指すとなると、地上のマップを覚え、空中の敵の出現パターンを覚え、地上のレーダーを破壊することで空中物の出現パターンが変わるのを知り、地上の敵が面倒な難所に強い空中の敵を出現させないように調整しなければならない。
先にもいったが、「名作」と言われるゲームはシューティングに限らず、プログラマーとの「知恵比べ」が楽しめるものばかりである。
しかし、その中でシューティングだけがなぜあぁも異様な、「一見さんお断り」的なものになっていったのか?答えは、「派手な見せ場」と「知恵比べの行き詰まり(=パターン化しなければ先に進めない)」にあると思う。
技術の向上によって、派手な見せ場を用意できるようになってから、ゲームの排他化は始まったと思う。派手な見せ場を見るためには俺の作った罠を乗り越えてきな!とばかりに難易度は上がり続け、そして反射神経だけではどうにもならない、“パターン化しなければ先に進めない”ゲームが増えてきた。そしてシューティングはファンが多かったから、どこまで一般的に「異常」になっても付いて行くプレイヤーが多かった。
今はもう友達と騒げるようなゲームばかりになったゲームセンターで、ドライブゲームとシューティングゲームだけがひっそりと「一人だけで遊べるゲーム」として残っているのは、ドライブは車好きが多いから、そしてシューティングはかつてゲームの花形だったから未だにプレイヤーが残っているからだろう。
レトロゲームに栄光あれ。
2013年3月6日水曜日
眼鏡フェチ。
私は眼鏡っ娘が大好きだ。現実の眼鏡っ娘も好きだが、ここでは二次元世界の眼鏡っ娘について語りたい。
私は新しいアニメを見る時、最初に眼鏡っ娘を探す。眼鏡っ娘が一人もいないという理由だけで見なかったアニメもあるくらいだ。
眼鏡っ娘の魅力は何かというと、まず見た目である。もう眼鏡を掛けているというだけで可愛い。次に眼鏡っ娘特有の性格だ。
こういうと、眼鏡を掛けている人がみんな同じ性格の訳が無い、と反論する人もいるだろうが、二次元世界はお約束、記号化の世界だ。眼鏡を掛けている娘の性格はどれもこれも大体似たようなものになる。私の知る限り例外中の例外はロベリア・カルリーニくらいだ。
ロベリア・カルリーニはゲーム、「サクラ大戦3」に登場する眼鏡っ娘で、巴里の悪魔と呼ばれた大悪党。懲役は累計1000年。主人公達の仲間になるのは減刑と報酬のためで、昼間から酒を飲み、仲間にうちとけず、彼女をヒロインとしてエンディングを迎えない限り改心もしない。ロベリアはそんな異色の眼鏡っ娘だが、カッコ良くて好きだ。
ところで、プリキュアシリーズの眼鏡っ娘は、登場したころは眼鏡をしているが、しばらくすると眼鏡を外すパターンが多い。これはどこかのうるさい団体が「キャラクターの区別をつけるために身体的欠陥を利用するのはけしからん」とかいってくるのを避けるためだろうか?今の「ドキドキプリキュア」の菱川六花(ひしかわ りっか、キュアダイヤモンド)は今のところ集中する時や勉強や手紙を書くときに眼鏡を掛けているが、オープニングに眼鏡姿を披露しているのだから例年のようにうやむやにはならないで欲しい。
私は新しいアニメを見る時、最初に眼鏡っ娘を探す。眼鏡っ娘が一人もいないという理由だけで見なかったアニメもあるくらいだ。
眼鏡っ娘の魅力は何かというと、まず見た目である。もう眼鏡を掛けているというだけで可愛い。次に眼鏡っ娘特有の性格だ。
こういうと、眼鏡を掛けている人がみんな同じ性格の訳が無い、と反論する人もいるだろうが、二次元世界はお約束、記号化の世界だ。眼鏡を掛けている娘の性格はどれもこれも大体似たようなものになる。私の知る限り例外中の例外はロベリア・カルリーニくらいだ。
ロベリア・カルリーニはゲーム、「サクラ大戦3」に登場する眼鏡っ娘で、巴里の悪魔と呼ばれた大悪党。懲役は累計1000年。主人公達の仲間になるのは減刑と報酬のためで、昼間から酒を飲み、仲間にうちとけず、彼女をヒロインとしてエンディングを迎えない限り改心もしない。ロベリアはそんな異色の眼鏡っ娘だが、カッコ良くて好きだ。
ところで、プリキュアシリーズの眼鏡っ娘は、登場したころは眼鏡をしているが、しばらくすると眼鏡を外すパターンが多い。これはどこかのうるさい団体が「キャラクターの区別をつけるために身体的欠陥を利用するのはけしからん」とかいってくるのを避けるためだろうか?今の「ドキドキプリキュア」の菱川六花(ひしかわ りっか、キュアダイヤモンド)は今のところ集中する時や勉強や手紙を書くときに眼鏡を掛けているが、オープニングに眼鏡姿を披露しているのだから例年のようにうやむやにはならないで欲しい。
2013年3月5日火曜日
高千穂節、唸る。
高千穂遥さんの小説、クラッシャージョウシリーズの新作、「水の迷宮」を読んだ。とにかく、読み始めたらイッキ読み。あっという間に読めた。サブキャラが立ちすぎて肝心の主人公らのチームの活躍が少なかったのは残念だが、独創的なアイディア、巧みな筋運び、迫力のアクションと相変わらず読ませる。
クラッシャージョウシリーズは1977年から朝日ソノラマから刊行されたスペースオペラ・シリーズで、聞くところによると、「日本初の小説でのスペースオペラ」だそうだが、SFマニアでない私には真偽のほどは分からない。
シリーズは一度は終了した(とはいっても明確な最終回の記述があったわけではない)が、2000~2003年に掛けて、既存の作品を内容はそのままで、当時の高千穂さんの筆力で全面改稿。その後シリーズが再開した。しかし、朝日ソノラマが倒産。もう終わりか、と思われた。
だが、シリーズはハヤカワ文庫から再刊した。「水の迷宮」の帯によると、別巻の再刊も決定したようで、これで出版社の引越しが全巻完了することになる。
スケールの大きい設定やSF的な面白さは、クラッシャージョウが飛び抜けて優れているわけではない。ならばこのシリーズの独創性はどこにあるのかといえば、アクションの迫力と徹底性にあると思う。
タイトルに「クラッシャー」とあるせいか、とにかくアクション・シーンが多く、そしてありとあらゆるものを壊しまくるのでスカっとする。
ただ、発表された時代が古いせいか、キャラクターの造形は若干古臭い(魅力がないわけではないので誤解なきように)。それでもまだ読まれているのは、ストーリーとアクションの迫力が時代を越えていたからだろう。
クラッシャージョウシリーズは1977年から朝日ソノラマから刊行されたスペースオペラ・シリーズで、聞くところによると、「日本初の小説でのスペースオペラ」だそうだが、SFマニアでない私には真偽のほどは分からない。
シリーズは一度は終了した(とはいっても明確な最終回の記述があったわけではない)が、2000~2003年に掛けて、既存の作品を内容はそのままで、当時の高千穂さんの筆力で全面改稿。その後シリーズが再開した。しかし、朝日ソノラマが倒産。もう終わりか、と思われた。
だが、シリーズはハヤカワ文庫から再刊した。「水の迷宮」の帯によると、別巻の再刊も決定したようで、これで出版社の引越しが全巻完了することになる。
スケールの大きい設定やSF的な面白さは、クラッシャージョウが飛び抜けて優れているわけではない。ならばこのシリーズの独創性はどこにあるのかといえば、アクションの迫力と徹底性にあると思う。
タイトルに「クラッシャー」とあるせいか、とにかくアクション・シーンが多く、そしてありとあらゆるものを壊しまくるのでスカっとする。
ただ、発表された時代が古いせいか、キャラクターの造形は若干古臭い(魅力がないわけではないので誤解なきように)。それでもまだ読まれているのは、ストーリーとアクションの迫力が時代を越えていたからだろう。
2013年3月3日日曜日
キュアソードの憂鬱。
今や東映アニメ、ABCテレビの看板シリーズとなった「プリキュア」シリーズの最新作、「ドキドキプリキュア」は、最初のうちは前作の「スマイルプリキュア」の絵柄が好みだったせいで、なかなか絵に馴染めなかったが、最近ようやく慣れた。
そんなわけで、第5話である。
第4話まで、主人公、相田マナ(キュアハート)はトントン拍子にプリキュア仲間をふやしていったが、やはり毎回これじゃワンパターンだと思ったのか、第5話はこの娘が新しい仲間なのかな?と引っ張って終わらせている。
その“疑惑”の娘の名は剣崎真琴(けんざきまこと)。現役のアイドル歌手。アイドルとして愛想を振りまくのには慣れているが、実像は不器用でなかなか素直になれないという、なかなか可愛い娘である。
彼女がプリキュアじゃないかと疑問視されるのは、敵と戦っていた姿が監視カメラに映っており、それが撮影された日に剣崎真琴も近くにいたからである。
第5話では、その「キュアソード」はやはり「正体不明」のまま現れる。そして圧倒的な強さを見せて消える。このアクションシーンがなかなか格好良い。
まぁどうせ剣崎真琴がキュアソードなのはバレバレなんだが、序盤のテンションが下がって、いつものようなルーチンワークのお話になってしまう前に、もう少し引っ張って、テンションを維持してもらいたい。
そんなわけで、第5話である。
第4話まで、主人公、相田マナ(キュアハート)はトントン拍子にプリキュア仲間をふやしていったが、やはり毎回これじゃワンパターンだと思ったのか、第5話はこの娘が新しい仲間なのかな?と引っ張って終わらせている。
その“疑惑”の娘の名は剣崎真琴(けんざきまこと)。現役のアイドル歌手。アイドルとして愛想を振りまくのには慣れているが、実像は不器用でなかなか素直になれないという、なかなか可愛い娘である。
彼女がプリキュアじゃないかと疑問視されるのは、敵と戦っていた姿が監視カメラに映っており、それが撮影された日に剣崎真琴も近くにいたからである。
第5話では、その「キュアソード」はやはり「正体不明」のまま現れる。そして圧倒的な強さを見せて消える。このアクションシーンがなかなか格好良い。
まぁどうせ剣崎真琴がキュアソードなのはバレバレなんだが、序盤のテンションが下がって、いつものようなルーチンワークのお話になってしまう前に、もう少し引っ張って、テンションを維持してもらいたい。
2013年3月2日土曜日
キャラクターが良ければ話なんてどうでもいい?
この間放映されたアニメ、「ビビッドレッドオペレーション」で不覚にも泣いてしまった。別にこれといった“泣ける”シーンがある話ではない、ごく普通の“ちょっと切なくなる”話だったのに、なぜ泣けたのかというと、これはもうキャラクターの魅力だとしかいえない。とにかくか可愛くて、良い娘たちなのだ。
「ビビッドレッドオペレーション」ははっきりいって中途半端なアニメだ。オタク心をくすぐる最新兵器が登場するし、近未来SFの設定が凝っているようにもみえる。しかし、これらの要素の資料調べや設定のつきつめはそんなに深くないと思う。
なぜなら、作り手の関心は、主役クラスの四人の女の子を可愛らしく描くことに注がれているとしか思えないからだ。
ごく平凡な、良い子。思わず“こんな娘が欲しいっ”といいたくなる仲良し四人組。だからこそ彼女たちが戦う姿は素直に応援したくなるし、はらはらする。なんでもないようなエピソードで泣いてしまったのは、これが原因だ。
「ビビッドレッドオペレーション」ははっきりいって中途半端なアニメだ。オタク心をくすぐる最新兵器が登場するし、近未来SFの設定が凝っているようにもみえる。しかし、これらの要素の資料調べや設定のつきつめはそんなに深くないと思う。
なぜなら、作り手の関心は、主役クラスの四人の女の子を可愛らしく描くことに注がれているとしか思えないからだ。
ごく平凡な、良い子。思わず“こんな娘が欲しいっ”といいたくなる仲良し四人組。だからこそ彼女たちが戦う姿は素直に応援したくなるし、はらはらする。なんでもないようなエピソードで泣いてしまったのは、これが原因だ。
2013年2月27日水曜日
私が公道が怖くなったわけ。
高千穂遥さんの新作小説、「水の迷宮 クラッシャージョウ11」が発売された。早速購入したが、まだ読んではいない。今読んでいる本を早く読み終わらなければ。
今回の作品は、久川綾という人が作詞した楽曲、「水のラビリンス」が構想のモチーフになっているという話である。久川さんのファンなら、高千穂さんのファンじゃなくても“買い”である。
ちなみに、私は高千穂さんの本をほとんど買っているし、読んでいる。バイクに興味がないのに、エッセイ、「だからバイク大好き!」なんて本を買って、苦痛を覚えながら読んだりもした。しかし最近のスポーツ自転車に関する本は買っていないし、読んでもいない。理由は、スポーツ自転車に興味がないのと、今と昔じゃお金に関する価値観が変わったからだ。つまり、いくら高千穂さんの本だといっても、それだけの理由でお金を払う気にはなれなくなったという訳。
ところで、自転車といえば、私の愛用しているママチャリは、中古で購入し、その後、あちこち痛んで修理するうちに、新品の自転車より金を食ってしまった。そのせいか、すごく愛着がある。
自転車を愛用しているといえば、察しのいい人ならわかるだろうが、私は車を持っていない。仕事でも使わない。ただし免許はある。要するに、ペーパードライバーである。
免許の講習を受けているときは、まさか自分がペーパードライバーになるとは思ってもいなかったが、実習の時、想像以上にみんな交通ルールを守らないことに仰天し、車を運転することが怖くなった。
・・・なんてヘタレな奴なんだ、と笑いたくば笑えばいい。しかし貴方は、自動車運転が僅かなミスで他人か、自分の人生をメチャクチャにしてしまうことを忘れていませんか?
今回の作品は、久川綾という人が作詞した楽曲、「水のラビリンス」が構想のモチーフになっているという話である。久川さんのファンなら、高千穂さんのファンじゃなくても“買い”である。
ちなみに、私は高千穂さんの本をほとんど買っているし、読んでいる。バイクに興味がないのに、エッセイ、「だからバイク大好き!」なんて本を買って、苦痛を覚えながら読んだりもした。しかし最近のスポーツ自転車に関する本は買っていないし、読んでもいない。理由は、スポーツ自転車に興味がないのと、今と昔じゃお金に関する価値観が変わったからだ。つまり、いくら高千穂さんの本だといっても、それだけの理由でお金を払う気にはなれなくなったという訳。
ところで、自転車といえば、私の愛用しているママチャリは、中古で購入し、その後、あちこち痛んで修理するうちに、新品の自転車より金を食ってしまった。そのせいか、すごく愛着がある。
自転車を愛用しているといえば、察しのいい人ならわかるだろうが、私は車を持っていない。仕事でも使わない。ただし免許はある。要するに、ペーパードライバーである。
免許の講習を受けているときは、まさか自分がペーパードライバーになるとは思ってもいなかったが、実習の時、想像以上にみんな交通ルールを守らないことに仰天し、車を運転することが怖くなった。
・・・なんてヘタレな奴なんだ、と笑いたくば笑えばいい。しかし貴方は、自動車運転が僅かなミスで他人か、自分の人生をメチャクチャにしてしまうことを忘れていませんか?
2013年2月26日火曜日
「アームズマガジン」。
久しぶりに雑誌、「アームズマガジン」を買った。この雑誌、「アームズ」とはいっているが、実質は銃の本である。内容は実銃、おもちゃの銃、サバイバルゲームの記事に大別できる。そして私は「おもちゃの銃」の内の「モデルガン」の記事を求めてこの雑誌を買った。
「モデルガン」ってあれだろ?BB弾を撃つやつだろ?いいえ、ハズレです。モデルガンは弾が出ません。スケール1/1の精密模型です。まぁ、それだけじゃ売れないので、火薬を使って、「撃った気分」が味わえるものもありますが、基本的には精密模型です。
実際、エアガンの台頭でモデルガンは消えたんじゃないかと思っていたのだが、やはり根強いファンはいたようで、まだモデルガンが売られていたのは嬉しいかぎりである。
しかし、最近のモデルガンは実売数が少ないからか、どんどん大人のおもちゃ化している。とにかく、値段が高い。こんなもの今の私じゃ手が出ない。高級モデルになると長物(ライフル等)でもないただの拳銃なのに、15万円くらいの値段が付いている。
昔、「もっと稼げるようになるまで我慢しよう」と思っていたものが、さらに値段を上げてしまって、その上、今は当時よりも可処分所得は低い。何とも複雑な気持ちである。
「モデルガン」ってあれだろ?BB弾を撃つやつだろ?いいえ、ハズレです。モデルガンは弾が出ません。スケール1/1の精密模型です。まぁ、それだけじゃ売れないので、火薬を使って、「撃った気分」が味わえるものもありますが、基本的には精密模型です。
実際、エアガンの台頭でモデルガンは消えたんじゃないかと思っていたのだが、やはり根強いファンはいたようで、まだモデルガンが売られていたのは嬉しいかぎりである。
しかし、最近のモデルガンは実売数が少ないからか、どんどん大人のおもちゃ化している。とにかく、値段が高い。こんなもの今の私じゃ手が出ない。高級モデルになると長物(ライフル等)でもないただの拳銃なのに、15万円くらいの値段が付いている。
昔、「もっと稼げるようになるまで我慢しよう」と思っていたものが、さらに値段を上げてしまって、その上、今は当時よりも可処分所得は低い。何とも複雑な気持ちである。
2013年2月23日土曜日
「おおかみこどもの雨と雪」。
最近、細田守監督のアニメ映画、「おおかみこどもの雨と雪」のノベライズを読んだ。この本、映画の方を劇場で観る前に読む予定で買ったが、読む前に友達と観に行く約束の日が来てしまい、映画がつまらなかったのでそのまま積ん読になっていたのだが、最近ちょっと読む本がなかったので読んだのだ。
読後の感想だが、「映画より何倍も面白い」だった。
この映画のあらすじは、「“おおかみおとこ”と人間の女性の間に生まれた“おおかみこども”の姉弟の成長を描く」というもので、舞台がファンタジックなものではなく、現代日本なのでリアリティある映画に仕上げるのは不可能に近かった。そこを小説では細かなディテールや豊富なエピソードの積み重ねで作品にリアリティを与えることに成功している。
このノベライズは器用な職人作家の手によるものではなく、細田守監督本人の筆によるもので、ついでに氏の処女小説である。映画と小説、どちらが先に完成したかわからないが、小説なら、「いい映画ができるぞ」と思っていたと思う。だけど、小説と違い、映画は時間が限られている。充分にキャラクターを描く時間がなくて、そのキャラクターに感情移入して、行動にハラハラしたり、応援したくなる気持ちが湧いてこないというのはよくあることだ。そして残念なことに映画版「おおかみこどもの雨と雪」はいい物を持っていながら失敗作になった。
細田守監督がもっと実績を持っていて、もう少し長い上映時間が与えられていたらどういう結果になっていたかはわからない。
読後の感想だが、「映画より何倍も面白い」だった。
この映画のあらすじは、「“おおかみおとこ”と人間の女性の間に生まれた“おおかみこども”の姉弟の成長を描く」というもので、舞台がファンタジックなものではなく、現代日本なのでリアリティある映画に仕上げるのは不可能に近かった。そこを小説では細かなディテールや豊富なエピソードの積み重ねで作品にリアリティを与えることに成功している。
このノベライズは器用な職人作家の手によるものではなく、細田守監督本人の筆によるもので、ついでに氏の処女小説である。映画と小説、どちらが先に完成したかわからないが、小説なら、「いい映画ができるぞ」と思っていたと思う。だけど、小説と違い、映画は時間が限られている。充分にキャラクターを描く時間がなくて、そのキャラクターに感情移入して、行動にハラハラしたり、応援したくなる気持ちが湧いてこないというのはよくあることだ。そして残念なことに映画版「おおかみこどもの雨と雪」はいい物を持っていながら失敗作になった。
細田守監督がもっと実績を持っていて、もう少し長い上映時間が与えられていたらどういう結果になっていたかはわからない。
2013年2月21日木曜日
最近の映画はテンポが早すぎて・・・。
最近、CATVで放映されたものを録画しっぱなしだったカーアクション映画、「マッドマックス」を見た。見るのはもう4~5回目だろうか?
今回観賞して思ったことは、なんといっても、「記憶の中のマッドマックスと違う・・・」だった。
昔見たときはハイスピードで、ハイテンポだったはずの「マッドマックス」が、今見るとどうしようもなくトロく見えるのだ。おそらく、これは毎日何らかの形で映像作品に触れる我々が、無意識のうちに早いテンポの映像に慣らされてしまったからだと思う。
最近映画館から足が遠のいたのも、映画のテンポが早くなったからなんだろう。特に最近はシネコンばっかりで、入れ替え制が徹底しているから、昔のように、「話が途中でわからなくなったから、もういっぺん見てから帰ろう」なんてことができなくなったし。
もう最新の話題についていけなくなってきたから、趣味は映画と答えるのも難しくなってきた。いまの私が一番比重を置いている趣味は読書だな。胸を張ってそう言えるように、ちょっとランクの高い作家にも手を出すように努めなければ。
今回観賞して思ったことは、なんといっても、「記憶の中のマッドマックスと違う・・・」だった。
昔見たときはハイスピードで、ハイテンポだったはずの「マッドマックス」が、今見るとどうしようもなくトロく見えるのだ。おそらく、これは毎日何らかの形で映像作品に触れる我々が、無意識のうちに早いテンポの映像に慣らされてしまったからだと思う。
最近映画館から足が遠のいたのも、映画のテンポが早くなったからなんだろう。特に最近はシネコンばっかりで、入れ替え制が徹底しているから、昔のように、「話が途中でわからなくなったから、もういっぺん見てから帰ろう」なんてことができなくなったし。
もう最新の話題についていけなくなってきたから、趣味は映画と答えるのも難しくなってきた。いまの私が一番比重を置いている趣味は読書だな。胸を張ってそう言えるように、ちょっとランクの高い作家にも手を出すように努めなければ。
2013年2月14日木曜日
ネットで稼ぐには人を騙すしかないのか?
私にはよくわからないのだが、どこかの偉い人がインターネットの世界に秩序を与えたのか、最近では、なんとなくネットサーフィンをしていて詐欺情報に出くわすなんてことはなくなった。今じゃ、自分から進んでアヤシゲな情報を検索したりしない限り詐欺情報には滅多に出くわさない。
これは少し前なら違った。少し前のインターネットはまさに無法地帯。意図せずに詐欺情報にアクセスし、免疫のない人でお金を巻き上げられた人は数多くいただろう。
だからといって、インターネットから詐欺が消えたわけではない。それどころか法人を構えた連中が堂々とネット内で詐欺を働いている。しかも法的には合法なので話はややこしい。
その詐欺は、情報商材と言われる読み物として、それを販売するアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)が、アフィリエイター(ASPと契約した販売者と考えて間違いないです)と契約して売らせている。
とにかく、この「情報商材」、パソコンが良くわからなくて、「色んなことができる機械」だと思っているアマチュアや、かなりネットビジネス経験のある者まで、いろんなランクの人に合わせた宣伝ページを駆使して売りまくっている。もちろんほとんどの「情報商材」はただの与太話に毛が生えた程度のもので、実用には耐えない。
ただ、誤解される前に先回りして言っておくが、「情報商材」のなかにはいいものもあるにはあるし、内容もネットビジネスに限らず、ダイエットや恋愛テクニックなどもある。ただ、売れているものはほとんどがネットビジネスで、これがほとんど詐欺だということだ。
「情報商材」は高額なものが多いので、おいそれとは買えない。そこで多くの人が頼りにするのが、アフィリエイターが運営するブログやホームページである。ここでお勧めされている「情報商材」を買えば間違いない・・・、というのは甘い。
アフィリエイターの多くは詐欺師なのだ。彼らは、利益率が高い「情報商材」を売るためならどんな嘘でも平気でつく。
副業○版、インフォ○ャパン、インフォ○レンド、インフォ○イント、インフォ○ストラン・・・、他にもあるかもしれないが、先に挙げたASPの商材を評価するアフィリエイターの言うことは眉にツバつけて聞いたほうがいい。どこもろくな「情報商材」をあつかっていないからだ。
ちなみに、Yahoo!オークションの「情報」カテゴリー(大カテゴリー「その他」の一部にある)は、この情報商材業界のミニチュア版。はっきり言って出品物はみんな嘘。まだ1,000円位で嘘情報を売っている者は可愛げがあるが、何十万も取るやつが本当にいる。なぜYahoo!はこんなひどいカテゴリを放置しているのだろう。
そして私は、なぜ、「情報商材」が社会問題化しないのか不思議で仕方がない。
これは少し前なら違った。少し前のインターネットはまさに無法地帯。意図せずに詐欺情報にアクセスし、免疫のない人でお金を巻き上げられた人は数多くいただろう。
だからといって、インターネットから詐欺が消えたわけではない。それどころか法人を構えた連中が堂々とネット内で詐欺を働いている。しかも法的には合法なので話はややこしい。
その詐欺は、情報商材と言われる読み物として、それを販売するアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)が、アフィリエイター(ASPと契約した販売者と考えて間違いないです)と契約して売らせている。
とにかく、この「情報商材」、パソコンが良くわからなくて、「色んなことができる機械」だと思っているアマチュアや、かなりネットビジネス経験のある者まで、いろんなランクの人に合わせた宣伝ページを駆使して売りまくっている。もちろんほとんどの「情報商材」はただの与太話に毛が生えた程度のもので、実用には耐えない。
ただ、誤解される前に先回りして言っておくが、「情報商材」のなかにはいいものもあるにはあるし、内容もネットビジネスに限らず、ダイエットや恋愛テクニックなどもある。ただ、売れているものはほとんどがネットビジネスで、これがほとんど詐欺だということだ。
「情報商材」は高額なものが多いので、おいそれとは買えない。そこで多くの人が頼りにするのが、アフィリエイターが運営するブログやホームページである。ここでお勧めされている「情報商材」を買えば間違いない・・・、というのは甘い。
アフィリエイターの多くは詐欺師なのだ。彼らは、利益率が高い「情報商材」を売るためならどんな嘘でも平気でつく。
副業○版、インフォ○ャパン、インフォ○レンド、インフォ○イント、インフォ○ストラン・・・、他にもあるかもしれないが、先に挙げたASPの商材を評価するアフィリエイターの言うことは眉にツバつけて聞いたほうがいい。どこもろくな「情報商材」をあつかっていないからだ。
ちなみに、Yahoo!オークションの「情報」カテゴリー(大カテゴリー「その他」の一部にある)は、この情報商材業界のミニチュア版。はっきり言って出品物はみんな嘘。まだ1,000円位で嘘情報を売っている者は可愛げがあるが、何十万も取るやつが本当にいる。なぜYahoo!はこんなひどいカテゴリを放置しているのだろう。
そして私は、なぜ、「情報商材」が社会問題化しないのか不思議で仕方がない。
2013年2月7日木曜日
オリンピックは国民みんなが歓迎していると思ったら大間違いだ。
オリンピック、東京招致するしないだのかまびすしいが、私はオリンピック以前に野球もサッカーも、スポーツ全般が嫌いなので本当にどうでもいい。
いや、正確にはどうでもよくない。オリンピックは開催期間中一般の番組やニュースの時間も侵食してきて、いやでもスポーツの話を聞かされるから大嫌いだ。
一体、スポーツのどこが気に食わないのかというと、昔は単に“性に合わない”だけだったが、最近は明確に嫌いな理由ができた。それは、スポーツ選手が自力で稼いでおらず、スポンサーや国の庇護で食べているからだ。
私は、普段はしがないサラリーマンだが、夜はネットビジネスの勉強をして、現在、わずかばかりだがアフィリエイト収入がある。今の段階では夢物語だが、将来は必ず独立してやるつもりだ。
そう、自営業者を目指す私にとって、スポーツのことしか考えられないスポーツ選手は軽蔑の対象でしかないのだ。
スポーツはスポーツ専門チャンネルを作って、そこで放映してくれ。
いや、正確にはどうでもよくない。オリンピックは開催期間中一般の番組やニュースの時間も侵食してきて、いやでもスポーツの話を聞かされるから大嫌いだ。
一体、スポーツのどこが気に食わないのかというと、昔は単に“性に合わない”だけだったが、最近は明確に嫌いな理由ができた。それは、スポーツ選手が自力で稼いでおらず、スポンサーや国の庇護で食べているからだ。
私は、普段はしがないサラリーマンだが、夜はネットビジネスの勉強をして、現在、わずかばかりだがアフィリエイト収入がある。今の段階では夢物語だが、将来は必ず独立してやるつもりだ。
そう、自営業者を目指す私にとって、スポーツのことしか考えられないスポーツ選手は軽蔑の対象でしかないのだ。
スポーツはスポーツ専門チャンネルを作って、そこで放映してくれ。
2013年2月3日日曜日
たか♪たったーかたった♪
今日、レンタルビデオで「大脱走」を借りた。観るのは何度めだろう。スティーブ・マックイーンやチャールズ・ブロンソンといった懐かしの大スター、誰もが一度は聞いたことのあるメイン・テーマ、そして、信じられないような話なのに実話を元にしているという意外性。すべてがいい。
「大脱走」は脚色があると注釈されるように、完全なノンフィクションではないが、脱獄に成功した者の一部がドイツ兵に虐殺されるという点は事実だろう。そのために、痛快なエンタテインメントとして終わらないが、そこへ行く過程、“脱獄”という一時に皆が一致団結し、信じられないようなことを次から次へこなしてゆく過程にワクワクできるし、他にもいろいろあって、充分楽しめる。これだけ楽しめればアンチハッピーエンドもプラスマイナス0だ。
「大脱走」は脚色があると注釈されるように、完全なノンフィクションではないが、脱獄に成功した者の一部がドイツ兵に虐殺されるという点は事実だろう。そのために、痛快なエンタテインメントとして終わらないが、そこへ行く過程、“脱獄”という一時に皆が一致団結し、信じられないようなことを次から次へこなしてゆく過程にワクワクできるし、他にもいろいろあって、充分楽しめる。これだけ楽しめればアンチハッピーエンドもプラスマイナス0だ。
2013年1月30日水曜日
Connectはつまらなかった。
「僕は友達が少ない Connect(コネクト)」を読んだ感想は、「本当にこんなもの商品にしていいと思っているのか・・・」だった。
「僕は友達が少ない」は、2009年より始まった平坂読(ひらさかよみ)のライトノベルで、イラストはブリキ。2013年3月の段階でconnectを含めて9冊が正編として刊行されている。後はアンソロジーや漫画、外伝的漫画、TVアニメ(&DVDとブルーレィ)、そしてTVゲームへとメディア展開している。大変な人気である。
あらすじは、転校生で、いつまで経っても友達ができない羽瀬川小鷹(はせがわこだか)が、同じクラスで同じく友達のいない三日月夜空(みかづきよぞら)と、友達を作ることを目的とした部活、隣人部(りんじんぶ)を作り、そこに集まった者との日常を描くものだ。
で、話は戻って「僕は友達が少ないConnect」はこの作品の正編の9冊目として刊行されたもので、主人公の一人称で語られる正編では描きにくいサブキャラクターの設定や日常を人称や視点を変えて語る・・・、というもの。
正直、こんなもの昔は公式ファンジンに作者が寄稿したり、作者自身が同人誌で出したり、今じゃ作者公認ホームページに掲載されるべきものだ。
主人公の視点じゃ描きにくいものを書く?それを工夫して書くのがプロってもんだろう?いくら人気作だからって、プロ失格のシロモノを市場に流通させて恥とは思わんのか?
・・・まぁ、いままで読んできたから次の巻がでたら買うが、作者に対する印象はすこぶる悪くなったな。
「僕は友達が少ない」は、2009年より始まった平坂読(ひらさかよみ)のライトノベルで、イラストはブリキ。2013年3月の段階でconnectを含めて9冊が正編として刊行されている。後はアンソロジーや漫画、外伝的漫画、TVアニメ(&DVDとブルーレィ)、そしてTVゲームへとメディア展開している。大変な人気である。
あらすじは、転校生で、いつまで経っても友達ができない羽瀬川小鷹(はせがわこだか)が、同じクラスで同じく友達のいない三日月夜空(みかづきよぞら)と、友達を作ることを目的とした部活、隣人部(りんじんぶ)を作り、そこに集まった者との日常を描くものだ。
で、話は戻って「僕は友達が少ないConnect」はこの作品の正編の9冊目として刊行されたもので、主人公の一人称で語られる正編では描きにくいサブキャラクターの設定や日常を人称や視点を変えて語る・・・、というもの。
正直、こんなもの昔は公式ファンジンに作者が寄稿したり、作者自身が同人誌で出したり、今じゃ作者公認ホームページに掲載されるべきものだ。
主人公の視点じゃ描きにくいものを書く?それを工夫して書くのがプロってもんだろう?いくら人気作だからって、プロ失格のシロモノを市場に流通させて恥とは思わんのか?
・・・まぁ、いままで読んできたから次の巻がでたら買うが、作者に対する印象はすこぶる悪くなったな。
2013年1月20日日曜日
はたして神や仏は存在するのか?
オウム真理教事件が起きた時、日本の仏教界は、「オウムは仏教ではない」としきりにいっていたが、ツギハギな上に、安直なオカルトまで取り入れているとはいえ、オウムが仏教の影響が色濃い宗教だったのは明らかである。むしろ、「仏教ではない」といって、オウムに救いを求めた多くの者を切り捨て、既得権益にすがろうとする者に、宗教者としての資格があるだろうか?
ところで、日本では宗教は人畜無害なものとして認識されがちだが、それはとんでもない誤解だ。多くの宗教で、教祖は社会に対して怒りまくっており、なんとなれば社会転覆を夢想している。宗教が究極のところでは、社会から阻害された者の受け皿となっている以上、教祖がはぐれものでないというのはむしろおかしい。
かくいう私も、若い頃は不器用で、宗教に救いを求めたことがある。
仏教なら無害だろうと門戸を叩いたある仏教系の宗教では、信者がみんな目がイッちゃってて、身の危険を感じて逃げた。
次は天理教に行った。教義は真面目に覚えなかったが、毎回集まるたびに聞かされる“ありがたいお話”の内容があまりにも能天気なので、あるときから話が終わって雑談する時間になると、論理的、科学的に“教え”に反論するようになっていた。ここで気付いたのは、本物の宗教の信者は普通の人ではない、ということだ。信者の人は、ある程度までは私の話を聞いてくれるが、ここまでくれば論破だ、と言うところまで来ても、なぜか、“教え”の方に思考が後退してしまう。これは本当にシュールな言動で、これを文章にして伝えるのは不可能に近い。このあたりで、もうこれはついていけないな、と思い天理教からも私は去った。
、
今の私は、いかなる神も、また、いかなる宗教も信じていないが、世の中には人智の及ばない“力”が働いているというのは信じる。これは、ギャンブルをやる人なんかの方が良く感じているのではないだろうか?“ツキ”というものは確かに存在するのだろう。
ところで、日本では宗教は人畜無害なものとして認識されがちだが、それはとんでもない誤解だ。多くの宗教で、教祖は社会に対して怒りまくっており、なんとなれば社会転覆を夢想している。宗教が究極のところでは、社会から阻害された者の受け皿となっている以上、教祖がはぐれものでないというのはむしろおかしい。
かくいう私も、若い頃は不器用で、宗教に救いを求めたことがある。
仏教なら無害だろうと門戸を叩いたある仏教系の宗教では、信者がみんな目がイッちゃってて、身の危険を感じて逃げた。
次は天理教に行った。教義は真面目に覚えなかったが、毎回集まるたびに聞かされる“ありがたいお話”の内容があまりにも能天気なので、あるときから話が終わって雑談する時間になると、論理的、科学的に“教え”に反論するようになっていた。ここで気付いたのは、本物の宗教の信者は普通の人ではない、ということだ。信者の人は、ある程度までは私の話を聞いてくれるが、ここまでくれば論破だ、と言うところまで来ても、なぜか、“教え”の方に思考が後退してしまう。これは本当にシュールな言動で、これを文章にして伝えるのは不可能に近い。このあたりで、もうこれはついていけないな、と思い天理教からも私は去った。
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今の私は、いかなる神も、また、いかなる宗教も信じていないが、世の中には人智の及ばない“力”が働いているというのは信じる。これは、ギャンブルをやる人なんかの方が良く感じているのではないだろうか?“ツキ”というものは確かに存在するのだろう。
2013年1月6日日曜日
温故知新って言葉があったな。
先に、「恵美須町駅」に行った話を書いたが、あれに続けたら文章が無駄に長くなるので分割した。
私は、いい年齢の中年だが、未だにアニメなんぞ見ているヲタクである。さすがにDVDソフトを買うほど“濃く”はないが、何本もアニメを録画して追いかけている。
だけど、今日、恵美須町(というかでんでんタウン)で、「新作アニメ追いかけるのやめようかな・・・」と思う経験をした。
その経験をした場所は、とてつもなくでかいCDショップ。いつものようにアニメやゲームミュージックの置いてあるコーナーに向かうと、カルチャーショックを受けた。もう古い(と思い込んでいた)作品のCDが棚にわんさかある!「サクラ大戦」の一作目のCDなんて、「消費税改正前の商品です」なんてシールが貼ってあるじゃないか!
そう、重要なのは「新しいか否か」ではなく、「面白いか否か」。そしてなにか心に残ればその作品は自分にとって無上の価値を持つ。
自宅の近所のアニメショップは狭いので、新しいものしか置いていなかったので、こんな単純なことに気付けなかったのだ。
しばらくは評判の良かったアニメをレンタルビデオで見ていようかな。今やっている作品のどれが良かったかなんて、後になれば簡単に知られるんだから。
私は、いい年齢の中年だが、未だにアニメなんぞ見ているヲタクである。さすがにDVDソフトを買うほど“濃く”はないが、何本もアニメを録画して追いかけている。
だけど、今日、恵美須町(というかでんでんタウン)で、「新作アニメ追いかけるのやめようかな・・・」と思う経験をした。
その経験をした場所は、とてつもなくでかいCDショップ。いつものようにアニメやゲームミュージックの置いてあるコーナーに向かうと、カルチャーショックを受けた。もう古い(と思い込んでいた)作品のCDが棚にわんさかある!「サクラ大戦」の一作目のCDなんて、「消費税改正前の商品です」なんてシールが貼ってあるじゃないか!
そう、重要なのは「新しいか否か」ではなく、「面白いか否か」。そしてなにか心に残ればその作品は自分にとって無上の価値を持つ。
自宅の近所のアニメショップは狭いので、新しいものしか置いていなかったので、こんな単純なことに気付けなかったのだ。
しばらくは評判の良かったアニメをレンタルビデオで見ていようかな。今やっている作品のどれが良かったかなんて、後になれば簡単に知られるんだから。
でんでんタウン。
大阪市営地下鉄の恵美須町駅に行ってきた。ここへ来たのはひさしぶりだ。昔はことあるごとに行っていたのに・・・。今日、行ったのは「あること」の再確認のためである。
恵美須町駅は、ちょうど、「でんでんタウン」の真ん中に出口がある(出口にもよるが)。「でんでんタウン」とは、大阪の難波から動物園前付近まで続く電気街であり、ちょうど関西版「秋葉原」でもある。一般の大型電気店のあいだにマニアックな商品を扱う店がひしめいている。
昔はここへ降り立つだけではしゃいだものである。なぜなら、私はヲタクで、マニアックな商品に目がなかったからだ。
しかし、今回、マニアックな店を巡回してもちっとも血が騒ぐことはなかった。そう、私はもうマニアの血が冷めてしまっているのだ。今でもマニアックな商品を買わないとは言わないが、Amazonで容易に手に入る程度の商品で満足してしまう。マニアックな店で、目を皿のようにして商品を物色するほど熱い血はもう身体に流れていない。
・・・わざわざ電車賃を払ってまで確認しなきゃならなかったのか疑問だが、有意義な一日だった。
恵美須町駅は、ちょうど、「でんでんタウン」の真ん中に出口がある(出口にもよるが)。「でんでんタウン」とは、大阪の難波から動物園前付近まで続く電気街であり、ちょうど関西版「秋葉原」でもある。一般の大型電気店のあいだにマニアックな商品を扱う店がひしめいている。
昔はここへ降り立つだけではしゃいだものである。なぜなら、私はヲタクで、マニアックな商品に目がなかったからだ。
しかし、今回、マニアックな店を巡回してもちっとも血が騒ぐことはなかった。そう、私はもうマニアの血が冷めてしまっているのだ。今でもマニアックな商品を買わないとは言わないが、Amazonで容易に手に入る程度の商品で満足してしまう。マニアックな店で、目を皿のようにして商品を物色するほど熱い血はもう身体に流れていない。
・・・わざわざ電車賃を払ってまで確認しなきゃならなかったのか疑問だが、有意義な一日だった。
2013年1月3日木曜日
私はお酒が好きじゃない。
私もサラリーマンである以上、付き合いで飲まなきゃならないことがあるが、仕事は好きでやっているわけではなく、生活のためにやっているに過ぎないから、仕事に対する考え方とか聞かれても困る。得意先のイヤな奴とかの話題なら盛り上がるんだけどね。
それにしても、酒量が減った。若い頃は一日でウィスキーボトル一本とかいけていたのだが、その調子で飲んでいたら、ある日、とてつもなく体調が悪くなり医者へ行った。そうしたらなんとガンマGtpが1,000を越えて(嘘だと思った人もいるでしょうが紛れもない事実です)いて、医者から、「死にたくなければ断酒しろ」といわれて断酒し、それからしばらくした今は肝臓もすっかり良くなり、ビールや酎ハイを付き合い程度に飲むくらいなら大丈夫になっている。
断酒に成功したのは、もともと私がお酒があまり好きではなかったからだ。酔った状態の気持ちよさを求めて飲んでいた。だから安くて量の多い酒を、これまた安物のツマミで流し込んで酔っ払って満足していた。
だから会社仲間以外、友人なんかとの飲み会も苦手だ。一人でガンガン飲むわけにもいかないし、お酒は美味しいと思わないし、口が軽くなるほど飲むにしても結構な量を飲まなければいけないからだ。
いっそ、医者に警告されたとか言って、ことごとく飲み会を断るようにしようか。
それにしても、酒量が減った。若い頃は一日でウィスキーボトル一本とかいけていたのだが、その調子で飲んでいたら、ある日、とてつもなく体調が悪くなり医者へ行った。そうしたらなんとガンマGtpが1,000を越えて(嘘だと思った人もいるでしょうが紛れもない事実です)いて、医者から、「死にたくなければ断酒しろ」といわれて断酒し、それからしばらくした今は肝臓もすっかり良くなり、ビールや酎ハイを付き合い程度に飲むくらいなら大丈夫になっている。
断酒に成功したのは、もともと私がお酒があまり好きではなかったからだ。酔った状態の気持ちよさを求めて飲んでいた。だから安くて量の多い酒を、これまた安物のツマミで流し込んで酔っ払って満足していた。
だから会社仲間以外、友人なんかとの飲み会も苦手だ。一人でガンガン飲むわけにもいかないし、お酒は美味しいと思わないし、口が軽くなるほど飲むにしても結構な量を飲まなければいけないからだ。
いっそ、医者に警告されたとか言って、ことごとく飲み会を断るようにしようか。
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